atoiuma’s blog

人生あっという間。マイペースにおもしろく。

生活システムの再構成が必要

 

6月になった。今年も残り半分だ。嘘、残り7ヶ月。

 

今年は序盤からそこそこいい感じにスタートしたはずなのだが、気がついたらボロボロだ。やることなすこと全てがうまくいかない。元々スナイパータイプじゃなく下手な鉄砲数撃ちゃ当たるでやってるからある程度の失敗は想定内なんだけど、それにしても外しすぎ。いや、外した量は大した問題じゃない。今年は期待がこもった弾が多かったのだ。いけるぞ!と思って撃った弾が連続で外れると流石に堪える。疲れた。。。弾切れや。。。

 

こういう時に、私は海外に飛ぶという選択を取る。居場所がよそにあってよかったね。ところが、せっかく時間とお金を用意してチケットまで買ったのにドタキャンしてしまう始末。なんだこれは!何が起きているのか!

 

これは調子が悪いというよりも、今まで作り上げてきた生活システムがもう機能してないのではないか。現在のシステムの基本はコロナ禍の生活で作り上げたもので、5年ほど前から試行錯誤してきた。タイを中心に海外に居場所が出来たのもコロナ以降だし、早朝に起きて毎日働くスタイルも2020年からだ。そうやって自分が心地良い生活を作っていたのだが、陳腐化してきたのではないか。だから何をしてもうまくいかない、癒しの海外にも気持ちが向かないのではないか。

 

理由は加齢やセルフイメージの変化。元日本一のニートだったphaさんも今や一人暮らしを始め、高円寺の蟹ブックスできっちり働いているわけで、人は変わる。本当はずっとダラダラしたかったけど、外側(見た目)が変わってしまうと若い時と同じようにはいられないと最新刊で語っていた。私にもそれが来たのかもしれない。

 

じゃあどうなりたいんだよ。とりあえずお金が欲しい。それと、新しいことがしたい。日々の生活に飽きてしまった。コロナ禍当時は楽しかったけど、もう賞味期限切れだ。次に行かないといけない。

 

今年の後半は、自分がハッピーになれる新しい生活を作ることがメインになると思う。大晦日には祝杯をあげられるよう試行錯誤していきたい。

ネットのあちこちに思い出をばら撒いておこう

先日ソウルに行った時のやつ

だいぶお久しぶりだ。文章の書き方を忘れたが文体を思い出すのもかったるいのでこのまま行こう。2025年4月現在、花粉の猛攻に目がぐちゃぐちゃ、喉が痛いから龍角散必須の状態。ムカつくよ、春。

 

はてなブログをプロ仕様にして、でも別になんの得もなかったので元に戻したら色々不具合があったりなかったりでめんどくさくなったので放置していた。文章を書くのは楽しいけど負荷もかかるのでちょっとしたことがきっかけでストップしてしまう。別にお金がもらえるわけでもないし、サボっても罰があるわけでもないし。

 

じゃあなんで再び書いてるかというと、先日、昔に書いた別のブログを発見し、それがとても面白かったから。最近はほとんどが海外旅なのだが、10年以上前は青春18きっぷを使って日本をぶらぶらしていた。お金をかけたくないからヒッチハイクを混ぜたり、宿はカラオケボックスや野宿。その時の様子が瑞々しい文章で書かれておりついつい夢中になってしまったのだ。こういう人生の貴重な1ページ、残しとかないと!そして適度に振り返らないと!そうしないと、日々の忙しさやストレスに溺れてるうちに忘れちまう。もったいない!

 

私はブログとは別に日記を毎日書いているのだが、ノートだったりパソコンだったりポメラだったりと時代によってコロコロ変わり、既に紛失してしまった部分もある。悲しい。その紛失した時代が、ブログには残っていた。やったぜ!そうだよ日本もあちこち行ったよな、恐山とか鳥取砂丘とか。そうそう無人駅に野宿したりとかあったなあ。。。なんて感慨深い。この時に旅の面白さに取り憑かれ味をしめたから、現在も舞台を海外に変えて続けている。飽きない。おそらくこれからも健康とお金が続く限り旅に出続けるのだと思う。お金と時間のかかる趣味だがしょうがない、好きなんだからしょうがない。というか、旅があって、サブに日常があるくらいの感覚だ。

 

こういう記録を上手に保管・管理できる人もいるのだろうが、私には無理だ。写真整理なども全然できないからiphoneには1万枚以上の写真が詰め込まれ、そろそろ爆発してしまう。そのうちスマホが壊れたりなんだりで消え去り涙を流すことになるだろう。実際インドの旅はまだ防水機能のついてないiphone4sだか6sで突撃しており、ハノイのゲストハウスで水没させ死んでしまった。チキショウ、ガンジス川で沐浴したのに!

 

というわけで、もうじゃんじゃんネットに思い出をばら撒いておいた方がいいんだと思っている。ブログ、insta, facebook, youtube, note、なんでもいいからあげておく。すると何かの拍子に振り返り、そうだ人生って楽しいこともあったんだと思い出せる。しっかり自分は生きてきたんだ好きなことやってきたんだと確認できる。幸福に生きるためにも絶望に負けないためにも大事なことだ。

 

ばら撒け!scatter!

ラオスに行ってきたのでメモ② in 2024 

先日ラオスに行ってきたので忘れないうちにメモシリーズ第二弾。

 

1回目はラオス入国からビエンチャン市内の行き方、そして驚きのキープ安まで。2回目となる今回はご飯とかあれこれ。まあ2泊しかしてないので大した情報もないのだけど。

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ビエンチャンはカフェが良い

ホテルに向けて歩く。アゴダで満席だった宿は、ウォークインだと余裕で入れた。しかも本来14時チェックインなのに、11時で入れてくれた。ありがとう!

 

これはビエンチャンあるあるだが、特に何もすることがない。なので近場のレンタサイクルで自転車 made in japan を借りてフラフラ。バイクもあるから運転できる人はそっちの方がいいかも。自転車はたしか1日(24時間)で350円くらいだったと思う。ちなみに、ラオスは右側通行。日本と左右逆なので気をつけよう。長年の習慣とは恐ろしいもので気がつくと左側を走っちゃってご迷惑をおかけしました。

 

sili cafe。ホテルから近いところにあり居心地が良いところ。

 

ゆったり涼しい。快適。

 

39000キープ。日本円にすると、280円。安い!

 

joma bakery cafe。ここも良いカフェで毎日来ていた。レシートにWi-Fiパスワードが書いてあって3時間くらい使える。割と早い。空調も効いているし中が広い。

 

キャロットケーキが可愛かったので注文してみたが、微妙。アイスカプチーノは美味しい。

 

ちなみに、ホテルもレンタサイクルのお店もカフェ2件も、だいたい下の黄色のエリアにある。タラートサオから歩いて10分ちょいくらいのところだ。何が言いたいかって言うと、便利だねってこと。ビエンチャンに陸路入国したらバスでタラートサオへ。モールで両替した後、10分ちょい歩けばホテルとカフェが待っている。足も手に入る。いいじゃん。ちなみにビエンチャンというとパリの凱旋門みたいなやつが有名だけど、それは下のパトゥーサイというやつだ。近いじゃん。便利じゃん。ビエンチャン、恐れなくていいよ。

 

ラオスの7ー11のスイーツは美味い

抹茶クリームコロネ。生地が硬め。クリームが美味しい!

 

ショートケーキ。これも美味しい。なんというか、クリームが他の国と違う。安っぽいという言い方もできるんだけど、すごく美味しい。なんだろうこれは。

 

ラオスにもおにぎりが売られているのはちょっと驚き。

 

ラオスはパンも美味しい

ベトナムバインミーみたいなやつ。見てわからないとは思うけど、ボリュームがすごい。お腹にガッツリたまる。これで200円くらいだったはず。ラオスのパンが美味しいのは、かつてフランスに支配されていたことによるのかしら。

 

ラオス人とのコミュニケーションなど

そうそう、ラオス人にはタイ語が通じると聞いていたので試してみた。確かに通じた。やったぜ。面白かったのは、金額を質問した時だ。たとえば食事代が5万キープだったとしよう。タイ語では5ムーンと言う。1万が5個あるよってことだ。ところが、ラオス人は50パンと言う。千が50個あるよ。一瞬頭がバグるのだが、困惑した私の表情を見るとラオス人はすぐに5ムーンと言い直す。この違いはなんだろう。ラオス語には1万という単位がないのだろうか。興味深い。

 

ラオスには友人や知り合いがおらず、ラオス語も話せないので細かいことはわからないが、全体的にむき出しな印象を受けた。「サービス」という概念がないというか。機嫌が良ければ笑顔で対応するし、悪ければオーダーが入ると舌打ちをする。宿のスタッフはたまたまニコニコした女性だったけれど、それはあくまで彼女がそういう性格だからで「ホテルのスタッフとして礼儀正しく振る舞わなきゃ!」という仕事感覚からではない。みんなありのままに生活している素朴な空気がビエンチャンの特徴かも。この文化に腹を立てる人もいるだろうし、素朴さに癒されリラックスできる人もいるんだろう。私はというと、、、、うーん、タイの方がいいねやっぱり。ラオスはたまに遊びに来て1日2日ダラーっとする場所としてはアリ。大アリ!

 

キープ安について。ラオス愛好家の友人から「今はキープ安だよ!行くしかないよ!」なんて聞いてたのだけど、実際のところ、タイとそんなに変わらない印象。まあ私が普段食べるものは屋台が中心だからかもだけど。ホテルは1泊2000円くらいのところに泊まったけど、エアコンつけたら水は漏れるしトイレからは悪臭がするし。これならタイの方が満足度が高い。キープ安だから!という動機で来るのはあまりおすすめできないかなと。ルアンパバーンやバンビエンは良いと聞くけど、今の所あまり興味がない。それならばパクセーからのウボン入国とかやってみたいですね。

 

以上。またお会いしましょう。

ラオスに行ってきたのでメモ① in 2024

先月、無事に大学を卒業した。やったぜ。あーだこーだ言いながらもなんとかやり抜いた自分に乾杯。よし、卒業旅行だ!

 

というわけで、当初はインドやスリランカなど普段行かないような国に行って思い出を作ろうと思っていたのだが、頓挫した。なぜってだるくなってしまったからだ。トランジットで訪れた上海で中華の洗礼を受けくたくたになってしまい、タイに着いたら気が抜けた。インドとかさらに疲れそうだし、もういっか。。。結局いつもと大して変わらないような旅程になってしまった。

 

でもタイだけじゃあまりに変わり映えがしない。何かしないと。そう思った時、候補に上がったのがラオスだった。いいじゃんラオス。キープ安と聞いてますよ。行くぜ。

 

王道の陸路入国。まずは寝台列車でノーンカイへ。

7年前はファランポーン駅から寝台列車が発車した。2024年現在はクルンテープアピワット駅に変更になっている。バンスー駅と呼んだ方がわかりやすいかも。red lineの入口をさらに奥に行くと乗り場がある。駅にはベンチも充電器もコンビニもあるので手ぶらで行ってもなんとかなる。食料を買い込んで寝台列車へゴー。

 

助かる。

 

乗車して30分もしないうちに車掌さんがやってきて座席をベッドに組み替えていく。いいねえ、ワクワクするぞ。

 

ブログや旅動画を調べてみると、みんな下の席を勧めている。理由は窓がついてて景色が見えるから。上の席よりいくらか値段は高いがそれでも下がいいと。オッケー。ところが下の席は大人気で上しか空いてなかった。しょうがねえ、やってみよう。

 

結果、問題なし。確かに窓はないが電源はあるから電子機器使い放題(ただ道中回線が不安定なことが多かったのでネットフリックスなど事前にダウンロードしておくと良さげ)、カーテンのおかげでプライベート感あり。ベッドの上り下りも取っ手がついてるので特に不自由はない。音は特に気にならないが、乗客の中には電話してる人もいたりするのでノイキャンイヤホンあると便利かも。なお、夜中になっても照明は落ちないのでアイマスクは欲しいところ。毛布はもらえるし別に寒くない。

夜行バスと違って体を伸ばせるの、素晴らしい!これで4000円切る(上が894バーツ、下が994バーツ)んだからありがたい。ホテル代も浮くしね。おすすめ。

 

ノーンカイから歩いて20分で出国エリアへ。

ノーンカーイに到着。周りには何もない。代わりにトゥクトゥクのおっちゃんたちがわんさか。市内に行くには便利かもしれないけど、国境に行くには歩きで十分。たまたまでかいリュックを背負った欧米人が前を歩いていたのでfollow him。15-20分くらいだろうか。歩けない距離じゃないよ。歌いながらご機嫌に。旅で大事なのは口ずさめる歌だとスナフキンが言っていたのを思いだす。

この先にdeparture terminalがある。ふとビエンチャンの宿を取ってないことに気づきアゴダであれこれいじるが、泊まりたかったホテルが満席でめんどくさくなったのでそのまま行くことにした。ウォークインというやつをやってみよう。

 

タイ出国 ー ラオス入国の流れ(簡単)

恐れることなかれ。とても簡単だ。

  1. パスポート見せて出国審査通過
  2. タイーラオス間を結ぶ橋を渡るためのバス代35バーツ払って乗車
  3. ラオス入国カードを記入、20バーツ払ってパスポート見せて入国審査通過
  4. ベルトコンベアに荷物乗せてチェック受ける

これだけ。本当に楽ちん。バッグから水を取り出す必要もない。そのまま、ゴー。入国カードの記入も神経質になる必要はなく、適当でいけた。

 

ここでまとめておくと、バンコクの駅からラオス入国までかかった費用は、

894 + 35 + 20 = 949バーツ。4000円くらい。いいじゃないですか。

 

さて、ラオス入国を終えるとSIMカード売り場。実はこの時点でまだタイのAISのSIMカードが若干機能しておりネットは見れた。そりゃそうよね、メコン川超えただけなんだから。ただ流石に市内まで行ったら使えないだろうし、ってことで購入。スピードは悪くないので買っておくと良い。

 

トゥクトゥクのドライバーたちが声かけしてくる。これに乗ってもいいのだが、こういうのは決まって料金が高い。バスがあると聞いたのでそれを探す。すぐ目の前にあったわ。料金は30バーツ。ラオスの通貨はキープだが、バーツも使えるの面白いよね。

 

タラートサオバスターミナル到着。おお、ここ知ってる!覚えてる!7年前の記憶が蘇ってくる。懐かしいなあ。ここがビエンチャンの起点であり、帰りのバスもここから乗ることになる。

 

予想外の換金レート

さあ、キープが欲しいぞ。両替所はどこだ。歩いて数分のところにあるタラートサオモール。驚いたのは、空調が効いてない!暑い!タイはもちろんのこと、大体東南アジアの屋内はガンガン冷えてるものなのだが、ラオスは例外ということか。オッケー。良さげなカフェもないのでとっとと両替だ!円よりもバーツで両替した方がレートが良いと聞いたのでバーツでやってみた。

 

驚いた。なんと、相場レートを超えてきたのだ!なんだこれ!試しに円で聞いてみたら相場より下だった。普通そうだよな。それを超えてくるってのは、やっぱりキープ安ってことなんだろうか。もちろんニコニコ両替。いいぞ!

1バーツ576キープ。普通はこれより低い金額でやり取りされるのだが、、、

 

1バーツ651キープ。なんじゃこりゃあああああああ。こんなことあるのね。

 

とりあえず今回はここまで。次回はビエンチャンで食べたものなどを。

これまでも、そしてこれからもタイにはお世話になるのだ

2023年年末のタイの旅、後編!ウドンターニーからノーンカイに突入するところから。

 

前編はこれ。

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タイの小学校にお邪魔

ノーンカイといえば、メコン川ですね。手前がタイ、川の奥がラオス。異国がすぐそこにあるというのは、島国出身ジャパニーズにとってなんとも不思議な感じがする。


ノーンカイに来るのは2度目だ。1度目は数年前にラオスに陸路入国する際に訪れた。バンコクから寝台列車でノーンカイまで行き、そこからラオスビエンチャンに入国するのはよく使われるルートである。その時はただの通過ポイントだったのだが、今回は街を探索する。

 

友人と合流し朝食を済ませたあと、サラケオク公園へ案内してもらった。

進撃の巨人!!!

指が蛇!

私に似ている。。。

 

観光を終えると小学校へ。友人は小学校の先生をしているのだ。日本語の先生だと聞いていたのだが、あまり需要がないそうで今は算数や歴史など全般を教えているらしい。科目ごとに先生が分かれてないのは日本の小学校と同じシステムだな。授業を見学しても構わないということで、教室の隅っこにお邪魔させてもらった。まずは歴史の授業だ。


いやあ、大変だ!みんな落ち着きがない。授業が始まっても席に座らない生徒はいるし、平気で私語をする。1人の女の子はずっとこっちを見てきて目が合うと恥ずかしがって目を背けるを無限に繰り返していた。先生(友人)はマイクを使って何やら声を荒げている。スイッチの入った表情だ。よそ者の私は先生と生徒のエネルギーのぶつかり合いを面白がりながら眺めていた。


歴史が終わったら、次は異文化を学ぶ時間。なんと私、教壇に立つことになってしまった!おいおい聞いてないよ〜まあそんなことになるとは思っていたけどさ。人前も子供も苦手だけど頑張ってみた。適当に自己紹介をする。私のタイ語、なんとか彼らに通じているようだ。そのあとは質疑応答。いろんな質問が飛んできてはそれに答えていく。女子は静かにニコニコしてて、男子がギャーギャー騒いでいる。子供のエネルギーってすごい。ほんの数十分だったのだが、へとへとになってしまった。「これを毎日朝からやる私の気持ち、わかる?」と友人に言われた。参りました。先生、大変だ。

 

最後は算数の時間。小数点を交えた4桁の足し算引き算だ。懐かしい。せっかくなので私も問題用紙をもらって彼らと一緒に解いた。もちろん満点だ。へへ。「笑ってんじゃいよ、苦戦している生徒に教えてあげて!」ということで、教えて回ったりもした。数字は世界共通。大して喋れなくても意思疎通ができる。楽しい楽しい。

 

授業終了。下校の時間だ。日本の場合、授業が終わると生徒たちだけで下校すると思うのだが、タイでは親が迎えに来る。誘拐があるって聞くからねえ。

 

友人の娘ちゃん

友人が娘を迎えに行き、そのあとは一緒にメコン川沿いでムーガタ鍋。娘ちゃん6歳。人見知りをしないわんぱくな子で、お母さんに怒られてもめげずに我が道をいく。その姿が可愛く、そして面白かった。むき出しのエネルギーって気持ちがいいね。日本だとあまり見ないから新鮮だ。


ご飯を食べたあと、高台に登ってメコン川を眺めようと娘ちゃんに言われる。めんどくさかったので「ああ、ごめん、高いところ苦手なんだよねえ」というと、ニコッとして「私の手を握っていれば怖くないよ、大丈夫だよ」と言われてドキッとしてしまった。壁ドンされてキュンとする女子の気持ちがわかったような気がした。いや、違うか。子供の無垢でストレートな言動に照れてしまったのは自分でも驚いた。子供から学ぶことはたくさんある。


さあ、バンコクに用があるから帰らなければならない。バスターミナルに移動して夜行バスに乗り込む。そしたら娘ちゃん、号泣だ。たったの数時間一緒にいただけなのにそんなに泣いていただいてありがとうございます。また来るね。まあ次来た頃には私のことなんてすっかり忘れているだろうが。良い思い出になった。


パタヤのマッサージ

そのあとはバンコクに戻って用をこなし、残り数日はパタヤへ。エカマイから28番のカウンターでチケットを買い突撃。毎度このやり方で行くのだが、今回は給油ということで途中10分ほど降ろされた。今までこんなこと一度もなかったのに。。。なお、1本前の便もその次の便も止まっていたのでこれが通常のようだ。

 

結局3時間近くかかってパタヤに到着。泊まるホテルを伝えたらソンテウのおじさんたちに断られる。いいよ別に、bolt使うから。タクシーが来るまで15分ほどかかるようなので、腹ごしらえ。肉まん20バーツ。美味しい。

もっと食べたい。なのでクリームトーストを。35バーツ。作るのに10分かかる。笑顔ゼロだが、とても美味しかったので問題なし!

 

さて、特に目的もなくパタヤに来てしまった。とりあえずマッサージでも受けるか。バンコクだとマッサージの相場は300バーツ(1200円ちょい)だが、パタヤだと200、フットマッサージだと150でいける。ありがたい。

 

日本でマッサージに行かないので常識やマナーがわからないのだが、タイではフットマッサージを受ける際、客がスマホをいじっていることが多い。まあリラックスしに来てるし問題ない気もするけど、人にマッサージしてもらながらイヤホンしてアニメ見るとかどうなんだろう。なので、基本的には眠ったり会話を楽しんだりしている。

 

マッサージ店。60分のフットマッサージをお願いした。担当の女性は愛嬌のある人で英語も少し話せた。会話が弾む。楽しい。気づいたら60分ずっとおしゃべりしていた。こんなこと初めてだ!心身ともにリフレッシュしたあとはお水をもらってまだ喋る。「全然焦らなくていいよ。ずっとここにいてもいいんだよ」と言ってくれたのでダラダラしていた。こんなに居心地が良いマッサージ店は初めてだ!

 

しばらくすると彼女は路上で客の呼び込みをするということで、私もやってみることにした。マッサージ。マッサージ。

やってみて分かったのは、呼び込みに対して嫌な顔をしたり無視したりするのはよろしくないということだ。もちろんお客さん確保のためにやっているのだが、同時に暇つぶしだったりコミュニケーションを楽しみたかったりもする。欲しいのはユーモアなのだ。欧米人はスマイルを向けてくるし、韓国人は指でミニハートを作ったり、両手を使ってハート型にしてきたりする。その男がイケメンだったりすると、女性陣が一斉に黄色い声援を飛ばす。なるほど、こういうことかと。ちなみに日本人はだいたい照れ笑いである。それじゃダメなんだよ。良い経験をした。


他にも美味しくて安いカオマンガイ屋を見つけてはしゃいだり、ジョムティエンビーチ周辺を散策したり、渋谷を発見するなど自由気ままに過ごした。楽しい。

ここら辺、9割以上が欧米人。まるでロスに来たみたいだ。行ったことないけど。

 

泣いてしまった

そんなこんなで数日を過ごし、いよいよ帰国が近づいてきた。ああ楽しかったな。今年大学卒業だし、そろそろタイ旅行も卒業かと思っていたが何言ってやがんだと。タイにいる時間はハッピーそのものだ。楽しい、温かい、美味しい。日本だと週1ペースで金縛りに遭うが、タイだとそんなことはなくよく眠れる。日本には空港にお見送り・お出迎えしてくれる人はいないが、タイにはいる。タイに来るたびにタイ人のコミュニケーションに癒され、救われている。

私が元ひきこもりであることと、タイが好きなことには関係があると思う。今でこそ外に出れるようになったわけだが、引きこもり脱出の過程で固めてきた箇所がある。そこを日本人の多くはプライバシーとかマナーという名目で触れずに通り過ぎるのだけど、タイ人は突いてくる。最初はうひゃーと思ったが、意外と悪くない。固めた箇所が緩んできてのコミュニケーションはよりフレンドリーになり、どんどん距離が近づいていく。その成功例が蓄積していくと、人間に対しての信頼感が芽生えていく。なんというか、タイ人との関わりを通じて人間関係の学び直しをしている気がする。タイに行くようになってから「優しくなったね」と言われることが増えてきた理由はそこにあるんだと思う。

 

私の人生からタイの要素を取り除いてみると、かなりひんやりとしたものになる。前から日本以外に拠点が欲しいと思っていたが、いつの間にかタイはホームになっていた。タイは私のハッピーに欠かせない大切な国である。

そんなことを思ったら、お酒を飲んでいたこともあるのだろうが、涙が出てきた。エモい。エモいよ!良い旅だ!ありがとうタイランド!!

 

というわけで、2023年年末の旅、終了。タイとの付き合いはこれからも続いていくだろう。これまでも、そしてこれからもタイにはお世話になるのだ。腰が曲がってもな!

初めてのイサーンへ!タイの旅 at the end of the year 2023

仲間由紀恵主演のドラマ「TRICK」に出てきそうな写真から始めていこう2024年。

 

去年の年末、タイに行ってきた。本当はマレーシアやインドも考えていたのだけど、荷物が多かったことと喘息が悪化したことによりonly thailandになった。贅沢に2週間以上。年末年始は飛行機が多少値上がりするが、早めに取っておけば実はそうでもないし、何より1週間近くももらえる休日を日本で過ごすのは勿体無い。時間は大切に。

 

いつもはバンコク周辺にいることが多いのだが、今回はバンコク郊外と初のイサーン地方へ!定宿にしていたホテルが3割近く値上がりしてしまったし、人混みも苦手だし、毎度バンコクというのも飽きてしまったのでここいらで新しい風を!タイ語検定3級に合格したこともあるね。何のためにタイ語を勉強したんだよ、ローカルに飛び込め!

 

バンコク郊外で引きこもるという過ごし方

何人かツイートしている人を見かけたが、本当に最近のバンコクは値上がりしている。それに加え、円安だ。もう1バーツ4円超えが当たり前になってしまった。チキショウ。でも、まだ大丈夫だ。ちょっと郊外に行けば安宿は残っていることが今回の旅でわかった。もちろん多少の不便はあるのだが、そんなものは大したことじゃない。アクセスの悪さは、むしろ引きこもるにはうってつけ。壁の薄さはノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホンで問題なし。エアコンとベッドとWi-Fiがあれば快適に過ごせる。いや、Wi-Fiですら空港で使い放題simカードを買ってテザリングすればカバーできる。いつもAISの使ってるけど、速いよ。日本から持ってきた魚の缶詰やプロテインをバクバク食べながらひたすらパソコンで遊び、飽きたら外をふらっと散歩して暖かい年末を味わう。すごくリフレッシュできたし、いくらか痩せたりもした。この過ごし方、アリだ。

 

初のイサーンへ!

それに飽きたら、イサーンへ。バンコクからコンケンまで夜行バスで突撃だ。コンケンに来て驚いたのは、人や車が少ないこと、そして全てがコンパクトにまとまっている街の構造だ。

 

私は車を運転しないのでどこに行くにも基本的には公共交通機関を使うか、あるいは歩くことが多い。タクシーはあまり使わない。そんなスタイルでもコンケンは問題なかった。バスターミナルも駅もcentral plazaも朝市もホテルもカフェもマッサージも大体が固まっている。運動がてら歩きながら街を散策するのが楽しかった。特に何の観光もしてないのだが、観光ではなく現地の生活を体験するのが私のスタイルなのでこれで良い。3〜4日ゆったり滞在していた。年越しもコンケンだったのだが、花火がバンバン上がり地響きがして最初戦争でも始まったのかと思った。日本とはノリが違う。

駅近くの昼間の道。こんなに空いてるのバンコクで見たことないわ。快適!

 

朝市。

central plazaの巨大クリスマスツリー。クリスマスツリーと薄着というのは日本じゃ味わえない組み合わせ。ちなみに私はTシャツに短パン、サンダルだ。

 

ピカチュウ、のちにウドンターニーでも会うことになる。

 

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タイ人はフレンドリーだ。マッサージ店に行ったらおばちゃんと仲良くなりLINE交換、そしてご飯を食べに行ったりなどした。こういう時にタイ語が使えて良かったなあと思う。現地の知人とも会ったのだが、何の連絡もなくやってきてしまったので「なんでもっと早く言わないの!言ってくれたらあちこち案内したのに!」と怒っていた。とりあえず一緒に昼食を食べ、これから電車でウドンターニーに行くと伝えると、美味しいクロワッサンの店に寄って「お腹が減ったら食べなさい」と色々持たせてくれた。思いやりが嬉しいねえ。

おしゃれなお店。ここのクロワッサンとプリンが美味しかった。バンコクに戻ったら行きたいと思ったらコンケンにしかないようだ。

 

125バーツ。つまり、500円ちょっと。高い!でも美味しかった。

 

コンケン駅から電車でウドンターニーヘ。駅員さんとても優しかったな。旅の良し悪しは出会った人の質で決まるところもあるので結構大事なところだ。誰と出会うか、何が生まれるか、そんな不確実性も旅の魅力だったりする。

 

ウドンターニー駅に着いた。どうやらここもコンパクトシティのようだ。イサーンの街の特徴なんだろうか。

なぜか駅の改札を出ると流しがあって手を洗える。お店がいっぱい楽しい楽しい。

 

ウドンターニーにバンコクホスピタルがある。謎だ。まあ東京ディズニーランドは千葉にあるわけで、世界はそんなものかもしれない。

 

駅から歩いて10分ほどのところにある。ここからノーンカーイ行きのバンも出ている。

 

ピカチュウ登場。central plazaはピカチュウが好き。

 

Wow! Elephant!! ショッピングモールの向かいにゾウがいる世界、良いねえ。

 

本当はウドンにも3泊くらいしようと思ったのだが、バンコクに戻らなければいけない急用ができたので帰ることに。なのでウドンは1泊のみ。駅周辺をふらついただけで終わってしまったけど、まあ知り合いもいないしこれくらいで。

 

バンコク行きの夜行バスを予約しようとした時、ノーンカイの友人からたまたま連絡が来た。

「今どこにいるの」

「ウドン。だけどもう帰るよ」

「haaaaaa、ノーンカイはすぐだから来てよ」

「いやでもバンコクに戻らないといけないし」

「いいから来てよ近いんだから!」

確かにせっかくここまで来たわけだし、ノーンカイにも興味ある。行ってみよう。

 

というわけで、翌日の朝7時、central plazaからバンに乗ってノーンカイヘ。

 

続く。

2024年になった

Happy New Year!2024年になった!もう既に1/12が終わってしまって相変わらず時の流れは早い。むしろ加速している。火葬場で燃やされる前にあれこれやらねば!

 

とにかくまとめることが苦手なのでTwitterだけが捗りブログは一向に進まない。まあでも年末年始くらいは書いておきたい。書こう。

 

去年は目玉が出血したり労働意欲が無くなったりしてあまり良い年ではなかった。心身ともに健康大事。日本語教師になるという案も浮上したのだが、わざわざタイの大学に出向いて現役教師にインタビューした結果、希望が削り取られる話ばかりでやる気が失せてしまった。いい道だとは思ったのだが。。。労働システムのアップデートは特に見られず、変わり映えのない1年だった。まあこの停滞感は2023年頭の段階で予想はしていたわけだけど。

 

もちろん良いこともあった。大学卒業が無事に決まったとか、タイ語検定3級にようやく合格したとか、あとは懸垂がちゃんとできるようになったことも良かった。これらは地味なんだけど、じわじわと幸福に繋がるタイプのやつ。タイ語検定受験はもうしない予定。過去問に載っているのが答えだけで解説どころか訳すら載ってないのは酷すぎる。やってらんないよ。

 

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去年の文章を読むと、インドネシア語を学んだりメキシコ旅行を企てていたようだ。語学は楽しい旅行も楽しい。最近はようやく重い腰を上げてスペイン語の勉強を始めた。メキシコ旅の日程は未だ未定だが、大体突発的に盛り上がって突撃するのが目に見えているのでそれまでに最低限の語学の準備を。語学の習得には時間がかかる。じわじわ仕込んでいこう。

 

今年は大学を卒業する。長かったようで短かったようで長かった日々が終わる。じゃあそのあと何をやるのかというと何も決まっていない。内定を持っているわけでもない。せっかくなんだし何か生活を変えたい気持ちはある。でも去年同様それが具体的じゃないから何も起きないかもしれない。

 

そんなふわふわした気持ちで2024年スタート。

 

そういえば、今年は「遠慮せずハッピーに生きる!」とTwitterで呟いていたので、それでいきましょう。