atoiuma’s blog

人生あっという間。マイペースにおもしろく。

42tokyoのpiscineを終えて

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久しぶりのブログ更新。

 

1月6日から始まった26日間のpiscineテストが31日に終わった。

 

しんどかったけど、なんとか泳ぎ切ったぞこのやろー!!!!

 

いやあ、めでたい!合否はまだ出てないけど、泳ぎ切ったことにまず拍手!気分はこんな感じ。ルンルン!

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事前情報でしんどいとは聞いていたけど、それは本当だった。初日で既に大きな負荷を感じ(一緒にスタートした人にどんどん引き離されていった。。。)、3日目で溺れ、4日目にギブアップを本気で考えた。その時はとある人に救われてなんとか維持したんだけど、その後も全く油断できない状況が続いて。毎日登校してはボコボコになって帰る感じ。ダレルロイヤルの手紙を毎朝読んで、ネバーギブアップの精神で通い続けた。楽しさがわかってきたのはようやく2週間を過ぎたあたりから。辞めなくてよかった。

switchdec.com

 

平日はバイト終わりに、土日はフルで参加した。毎日コミットが目標で、それは無事に達成した。ちなみに、今回MVPを取ったkotaさんは、毎日15時間勉強していたらしい。凄まじい。。。私は土日でもMAX13時間くらいだった。

 

面白かったのは、最初の1週間で体重が2キロ落ちたこと。勉強してるとお腹が減るので普段より食べる量を増やし、健康のために封印していたスイーツにも手を出したのに、痩せた。ちなみに、痩せたのは私だけじゃなく、あちこちで似たような話を聞いた。やはり泳ぐってダイエットにいいんですね。

 

piscneは終わってしまったが、人生は続く。せっかく勉強したのでこれからもプログラミング学習は続けていきたい。学生同士で教え合うピアラーニングというシステムは学びが深く、これからの学習にも取り入れていきたい。

 

最後に。

 

今回1月受験を選んだ理由はいくつかあるけど、一番大きな理由は、日本で最初にこのおもしろそうなテストを受けてみたかったから。情報がほとんどない中でえいや!と飛び込んでみたら、まあしんどくて、そして面白かった。

 

なので、2月受験3月受験の人も情報収集は程々にして、バッシャーンと飛び込んで楽しんで欲しいです!(とか言いながら、毎日Twitterでpiscineの記録を発信してたんだけど。でもあれはネタバレになってないはず。。。)一度piscineを経験した者として、皆さんがどのように泳ぎ切るのか楽しみ。チェックします!

42tokyoを受験することにした

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来年4月から、日本で42tokyoという面白いプログラミング学校が始まる。

42tokyo.jp

 

24時間365日オープン、学費は無料で先生がおらず、生徒同士で教え合いながら課題をクリアしていくというなんとも変わったスタイル。フランスから始まった学校で、アメリカや他の国にもあるらしい。これが来年、日本に上陸すると。

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Twitterで情報が流れてきて、面白そうだなと思って軽い気持ちでオンラインテストを受けたら合格した。二次試験(piscine)は、約4週間行われるという。なんだよ4週間って!!!ながっ!

 

しかもこれがかなりしんどいらしい。。。

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うーん、これは不安だ!4週間溺れずにpiscine(フランス語でプールの意味)を泳ぎ切れるだろうか。。。

 

不安なのは難易度だけじゃない。面白そうな学校だし、未経験オッケーとか言いながらあちこちから猛者が集うんだろうなぁ。そしたらボコボコだなぁ。どうやら生徒同士でコードのチェックをやるようだけど、なんやかんやでできない人の肩身は狭そうだしなぁ。どうしようかしら。。。

 

ってな具合で悩んでいたわけだけど、よくよく考えたらこれはチャンスだ。私のレベルでも一次試験をクリアできたのは、42tokyoがまだ新しく情報が広まってないからだと思っていて、これから時間が経つにつれてどんどん倍率は上がっていくに違いない。piscineに参加できるのはラッキーだ。ああ、定職についてなくて良かった。

 

また、4週間という長期間の設定は、学校側がこちらを選別するのと同時に、こちらも本当に42tokyoに入学したいのかを試すことができる。4週間もやれば、プログラミングが自分に合っているのか、生徒同士で教え合うというシステムが肌に合うかもわかるはず。独学で挫折したので、教え合うスタイルにはちょっと期待している。皆様からたくさん吸収して、できる限りのことが出来たらと。途中リタイアも問題ないようだし、何より無料だ。これはもうやるしかないではないか!

 

ってことで、先日登録してきました。2020年は新年早々忙しくなるぞー。TOEICもあるし。

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1ヶ月後、笑っていられますように。。。

才能に目覚めたいのでテストを受けてみた

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12月になった。寒い。4時30分起きがしんどくなってきた。でも、人が寝静まっている中で動くことはストレスがかからず快適なので、頑張って継続して行こう。

 

さて、先日友人から、「君はもっと自己分析というものをした方がいいと思う。手当たり次第に動くより、一度落ち着いて自分を見つめたまえ」と言われ、確かにそうだなと思ったので、有名な本を買ってテストを受けてみた。

 

これは本というよりも自己分析テストとその解説セットで、テストにお金を払っている感覚。1980円なり。

 

この本のメッセージは、「短所よりも長所を伸ばした方が効率的。だから自分の才能(潜在能力)をこのテストで見つけて、その分野を鍛えることで自分の強みにしていきましょう」というもの。努力すれば何にでもなれるかもしれないけれど、それってすごく手間がかかる。だったら苦手なことはなるべく避けたり外注したりして、向いているジャンルを磨いて活躍しましょうと。

 

じゃあパッとしない私には、どんな才能があるというのだろうか。才能は34種類に分類されていて、そのうちのトップ5が結果として発表される。なんとなくコミュニケーションジャンルは入ってくるような気がするのだけど、果たして結果は。。。

 

  1. 回復志向
  2. 適応性
  3. 戦略性
  4. コミュニケーション
  5. 収集心

 

1. 回復志向

問題解決が好き。問題にぶち当たるとしっかり分析し、問題の根本を見つけ出し、根絶することに生きがいを感じる。発生した問題だけではなく、これから起こるであろう問題を事前に予測し、予防するといった才能の使い方もある。

 

仕事でいうと、医療やコンサルティング、プログラミングやカスタマーサービスなどがおすすめ。

 

2. 適応性

今この瞬間が最も重要。計画が予定通りに行かなくても慌てず、むしろハプニングを待っている。その時々の状況に容易に落ち着いて適応できるので、人を安心させる。覆水盆に返らず思想があり、立ち直りも早い。ただ、計画は苦手で他の人の力を借りるのも一つの手。予定通りに行動すること、厳密な手順によって行う作業はストレス。イライラしたり、独立心が押さえつけられやる気を失い、窒息する。

 

仕事でいうと、ジャーナリズムや生放送のテレビ制作、救急医療、カスタマーサービスなど。

 

3. 戦略性

乱雑なものの中から、最終目的に合った最善の道筋を発見することができる。あらゆる選択肢のシナリオの最後まで想像し、常に「こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?」と自問する。その繰り返しにより、先を読むことが可能。選ばれた道に辿り着くまで選択と切り捨てを繰り返し、進んでいく。

 

具体的な仕事の言及は無し。特定の問題や障害に行き詰まっている人たちに対して適切な助言を与えることができるらしい。

 

4. コミュニケーション

説明すること、描写すること、司会進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好き。人々の関心を自分に向けさせたいと考えており、故に最適な言い方を模索したり、ドラマチックな言葉や力強い言葉の組み合わせを使おうとする。

 

仕事でいうと、教職やセールス、マーケティング、官僚またはメディアなどが適任。

 

5. 収集心

好奇心旺盛の知りたがり。情報、言葉や事実、書籍、引用文、あるいは形のあるカードなどを収集することが好き。保管することに価値を覚える。ただ、集めているだけではしょうがないので、周りにシェアすることを覚えると良い。

 

仕事でいうと、教職や調査、ジャーナリズムなど。毎日新しい情報を取得することが任務な環境が向いている。

 

感想

面白かった。

 

最初は正直4と5以外はピンとこなかった。ただじっくり考えてみると、それぞれ少しずつ該当する場所は確かにあった。

 

問題解決が好きだったら就職問題とか瞬殺できると思うのだけど、出来ていない。ただ、引きこもり脱出だとか満員電車を避けるために早起きするとか、そういう作業は好きかもしれない。また、先日受けた42tokyoの2時間のロジックテストは大いに楽しんで、あっという間に時間が過ぎた。

 

適応性に関して、ハプニングを待っているというのは納得。だから決まりきったやりとりは時に退屈で、空気を壊したくなることは多い。貧乏旅行が好きなのはお金の問題に加えて、どこかで予想しない出来事を待っているからというのはある。ただ、救急医療とか絶対にやりたくないし、冷静を保っていられる自信は全くない。動じないと言われることも多いが、場合による。あと、今が大事で計画が苦手というのはその通り。

 

戦略性はピンとこない。ただシンプルが好きなので、複雑なものもなるべく解体していきたい人ではある。

 

コミュニケーション!これはもっと上位に来るものかと思っていた。おしゃべりが好きだし、お笑いも好き(ツッコミの人の言葉の選び方に関心がある)だし、書くことも好きだ。これは確かに鍛えると、そのうち強みになるのかもしれない。営業とか。

 

収集心は一番しっくりきた。子供の頃はホッチキスの芯やら鉛筆やらカードやら牛乳キャップの蓋やらいろんなものを集めていた。今はもう物を持っていることがストレスなので少なくしているけれど、代わりに本は読むし、今思えば日記を毎日書くことも収集の一つなのかもしれない。新しい人に会うことが好きなのも収集の一環?と考えると、とても面白い。

 

まとめ

1980円はちょっと高いと思ったけれど、面白かったのでやって良かった。テストでわかった5つの才能を意識して生きていこう。

 

収集心のところで、「情報やら何やらを集めるだけじゃしょうがない、シェアなさい!」とあったので、このブログを通じてそれをやっていこうと思った。 

カスタードなかむらの塩バターパンがうまい

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寒い。朝起きるのがしんどい。歳をとるほど冬が苦手になっていく。

 

ああ、タイに行きたい。タイの友人とチャットしていたら、日本の寒さを羨ましがっていた。いやいや、バンコクのあの暑さが愛おしいよ。早くヒートテックを脱ぎ捨てて、半袖短パンサンダルの生活に戻りたい。

 

さてさて、そんなお寒い中東西線で遠出する用事があって、そういえばバンコクの人気パン屋さんカスタードなかむらってこの沿線にあったと思い出し、突撃することにした。タイを感じタイ。。。

 

ちなみに、バンコクのお店は前にブログで書いた。

hirosweets.hatenablog.com

 

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場所 

 東西線行徳駅の改札出て目の前にある。なんて良い立地なんだ!!

 

店の前に看板。おお、開店21周年!おめでとうございます!100円買うごとに、50円の割引券がついてくるとのこと!これはみんな行くしかない!

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中に入ってみる。いろんな種類のパンがあって、ケーキも売っている。バンコクのお店もケーキが買えたから、やっぱり似ている。ただ、置いてある商品は全く同じではないようで、バンコクで食べたレモンパンやモンブランは見つからなかった。

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前回は大量に糖分を摂取したが、最近はダイエットのために甘いものを控えているので、菓子パンは1つだけにした。

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クリームパン。カスタードなかむらのカスタードは美味いです。久しぶりの甘いものということもあって、すぐに食べきった。

 

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ソーセージパン。ソーセージはもちろんだけど、パン生地が美味しい。いいね。

 

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何の期待もせずに買った塩バターパン。ところがこれが大当たりだった!外はカリッとして歯触りがよく、噛んでいくとジューシーなバターが口に広がる一品。塩がまたよくマッチしていて本当に美味しい。本当に美味しい!大事なことなので2回書いた。

 

3つも食べたので満足したのだけど、どうやら2階はカフェになっているようだ。せっっかく来たんだし、寄ってみよう。ということで、階段を登る。

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賑わっている。

 

ドリンクバーもあるし、パスタやピッツアなどの食事もできる場所。ただ喫煙席なので、喘息持ちの私には居心地が悪かった。愛煙家の方には重宝しそう。駅前だし。

 

まとめ

行徳駅前にある、カスタードなかむら。美味しそうな菓子パンがたくさんあったので、甘いもの制限がなかったらあと5個くらい買いたかった。。。塩バターパンは美味しいのでぜひ。

 

ちなみに、一応店員さんに尋ねたら、やはりバンコクのお店は同じオーナーさんが経営しているとのこと。

 

ちょっとした小旅行のようで楽しかった。タイに行きタイ。来年だな。。。

まとまらない人を読んで

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坂口恭平さんが躁状態に突入している。ツイッターを見ればわかる。静かな時は静かなのに、躁が来た時はツイート量がほんとに凄まじい。内容もぶっ飛んでる。少しでもこちらがコメントしたり関連ツイートをすると、リプやいいねがバンバン飛んでくる。お祭り感やばい。昨日のツイッターによると、落合陽一氏が彼に電話して来たらしい。おいおいマジかよ、そこにも接続するのか。そして明日からポルトガルに行くらしい。この勢いは新政府内閣総理大臣時代を彷彿とさせる。このお祭りは長く続かないと思うので、潰れるのが心配。

 

そんなイケイケ坂口恭平さんの新刊の話。先日新宿紀伊国屋で行われたミニライブ+サイン会に行きたかったんだけれど用事があって断念。翌日新宿ベルクに行ったら、サイン本最後の一冊。ラッキー!買った。

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この本は、躁状態にあったイケイケ坂口さんリトルモア編集者の加藤さんに3日間話しまくった内容が元になっている。読んでて楽しいし、アガるし、そして疲れる。そう、これが坂口クオリティだ!この体験ができる人を他に知らない。さすがですわ。だからファンなのだ。

 

読んでいくつか気になったキーワード。

 

  • 日課
  • 手首から先の運動の大切さ
  • つくるというのは現実への抵抗

 

日課

坂口さんは日課を重要視している。朝早く起きて執筆し、料理し、散歩し、絵を描き、編み物をし、夜は早く眠る。放っておくとどんどん拡散してしまうので、日課で自分を安定させてると。これ、すごくよくわかる。

 

私も毎日5時に起きて、そこから瞑想したり日記を書いたりといった日課を実施している。そうすると、確かに安定する。日課って息苦しいイメージもあるけど、実際にやってみると拠り所になっているような印象を受ける。まとまらない人にはオススメの自己コントロール法だと思う。

 

手首から先の運動の大切さ

「手首から先の運動」って響きが好きだ。神田橋條治さんという精神科医の人が推奨しているメソッドだそうで、健康に良いらしい。坂口さんも実践していて調子がいいとのこと。文章を書き、絵を描き、ギターを弾き、料理し、編み物をする。確かにこれは効果がありそうだし、惹かれるものがある。少しずつ日常に取り入れてみたい。とりあえずプロフィール画像を自画像にしてみた。絵なんて久しぶりに描いたぞ。

 

つくるというのは現実への抵抗

この現実っていうのは、つくることを忘れさせる。つくるというのは、抵抗すること。わたしにはできない、と思わせる。これが現実が唯一の世界であるために大事なんだ。水道管が引けない、ガス管は引けない、電気は無理ですとか。それが現実装置だってことよね。それに対して僕は抵抗してる。p.256

 

現実とは、「わたしにはできない」と思わせること。それに抵抗するために、つくる。この考え方、面白い。確かに坂口さん、めっちゃ抵抗してるわ。モバイルハウスでも新政府でもいのっちの電話でも、作り続けて現実に抗いまくってる。しかもご機嫌にハイテンションに軽やかに。その姿勢にたくさんの刺激とエネルギーと勇気をもらってきた。

 

引きこもっていた当時、まさに現実というものは「お前にゃ何もできないよ」のメッセージをバンバン放射してくるもので、世界のほとんどがキープアウトで、危険に満ちているように感じられた。だから引きこもり脱出において一番重要な最初のステップは、自己肯定感の獲得だった。それは考えていても生まれないので、あれやこれやとトライしては失敗の繰り返しをした。そのうちにだんだんと、なんとかなるのではないかと思えるようになり、実際になんとかなったのだった。その作業の過程で折れそうになった時、坂口さんの軽やかでえぐい行動力はとても笑えたし、最高に刺激的だった。そんなこと、やっていいのか!そんなこと、できるのか!のオンパレード。モバイルハウスで駐車場に住むとか、本当にワクワクしたなぁ。。。真似しようとして、ガソリンスタンドのにいちゃんに交渉して使用済みのバッテリーをもらいに行ったこともあった。懐かしい。

TOKYO0円ハウス0円生活 (河出文庫)
 

 

読んだ人の感想ツイートを読むと、この本で癒されたり楽になった人が多いみたい。私も楽になったし、エネルギーももらった。生きることに疲れていたり行き詰まってる人は読むといいと思う。胡散臭いけど、それがいい。ちなみに、坂口さんが最初に提案したこの本のタイトルは「読み薬」らしい。

 

というわけで、いい本でした!私も現実に抵抗していかねば!

 

本日27日水曜日の1830〜紀伊国屋新宿本店でまたミニライブとサイン会やるみたいです。興味ある方はぜひ!

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20191125180009.html

 

デスストのおかげで忍耐強くなった私

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昨日は、新宿のプライム1スタジオにデスストグッズを買いに行ってきた。ずっと楽しみにしていたストランドキーホルダーが入荷するとのことで、胸を躍らせながら新宿に向かった。

 

オープン2、3分前に到着したら写真の通り。嘘だろ。。。いやいや、そんなはずがない。きっと何か他のイベントがあるに違いない。なんとかバーゲンとか、韓流スターのサイン会とか、話題のパンケーキ屋がオープンとかに違いない。落ち着け。

 

サイドに回ってみる。

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ダメだ、サイドにも長蛇の列。。。

 

しょうがないから後ろに回る。

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後ろもいるよ。。。でも他のところに比べたらなんだかマシっぽいので、ここから潜入を試みた。

 

開店時間になった。とっととグッズを買って脱出しなければ。ちょこちょこ走って入店。ところが、ダメだ。。。エスカレーター待ち。。。なんだそれ。。。

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こんなにパンパンなエスカレーター、見たことない。。。

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私の期待も虚しく、大群は7Fに向かって行った。そう、み〜んなデスストグッズ目当ての人たちだった。ヒョエ〜。

 

7Fに着いてさあお買い物かと思いきや、階段で並んでお待ちくださいとのアナウンス。上がってきたのに、5Fまで降りる。階段で、待つ。本当にたくさんの人がいた。すごいわ、予想を遥かに超えていた。

 

ここにいる人たちは、友人や知人からグッズ購入を頼まれた人たち、グッズ転売の人たち以外は皆デスストファンに違いない。ブリッジズメンバーの一員に違いない。だったら繋がれるはずだ。デスストトークでこの待ち時間を愉快な談笑タイムに変えられるはずだ。

 

ところがやっぱりそうはいかなかった。どんよりした空気がそこにあった。ああ、忍耐である。

 

待つことがすごく苦手だ。だからディズニーランドとかUSJは行きたくないし、並ぶことが必要なものには基本的に手を出さない。でも、待つことになってしまった。

 

しょうがないからスマホを取り出す。どうしようかしら。

 

ああ、そうだ!こんな時こそ、low roarを聴こう!low roarのpatienceを聴こう。patienceは日本語に訳すと、忍耐。まさに今こそ忍耐の時だ。


Low Roar - Patience

 

ところが、こんな時に限ってスマホの電池が4%。無理だ。あーあ。あーあ。

 

しょうがないから、あれやこれやを考えながら待った。

 

入店から1時間ほど経った頃、ついに順番がやってきた。やった!買うものは決まっている。ストランドキーホルダーと、BBのキーホルダーの2点だ!よし、まだどちらもあるみたいだ!急げ!

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というわけで、なんとか無事に買えた。達成感!

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デスストやる前の私だったら、あの長蛇の列を見て帰った可能性が高い。デスストのおかげで、困難に耐えてそれを乗り越えた先にある喜びを手に入れる回路が鍛えられた。毎日重い荷物を背負って川を渡り、BTと対峙し、雪山を登る作業がまさかこんな形で役に立つなんて!!!いや、ほんと1時間待つとか普段の私には考えられないので、やっぱりそれはデスストの影響なんだと思う。忍耐力がない人、デスストで鍛えよう!

 

なお、すでにストランドキーホルダーや幾つかのアイテムは売り切れてしまった模様。

https://twitter.com/Prime1Studio/status/1198128043547430912?s=20

 

メルカリで見てみたら、6000円でソールドアウトしてる。定価1500円の品が、6000円!!!4倍!!!これにお金を払うのは嫌ですね。。。今、プライム1スタジオの方で通信販売も検討しているということなので、東京に来るのが難しい方はそっちを待ったほうがいいような気もします。

https://twitter.com/Prime1Studio/status/1197800476017774592?s=20

 

それにしてもすごい人だった。小島監督の人気っぷりを肌で実感した1日。

デスストを終えて(ネタバレあり)

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はいどうも!11月も後半戦、令和元年もあと1ヶ月ちょっとで終わりますね!このシーズンは日が短くなって気温も落ちるのでメンタルに負荷がかかりやすいのですが、なんとかサバイブしていきましょう!

 

さてさて、ついさっきデスストをクリアしました。あまり寄り道しないでやった方だと思うけど、40時間かかった。エンディングは泣けたというツイートをたくさん見ていたので覚悟はしていたが、やっぱり泣いてしまった。BB!

 

最初は装備品として扱われていたBB、あやしてもなかなか泣き止まない困ったちゃんだったけれど、徐々に仲が良くなってきて、BTエリアを乗り越えた時やスピードを上げて移動している時に聞こえてくるご機嫌な声に癒されるようになって。ある時期にBBがいなくなったらとても寂しくなってしまった。BTも見つけられないからすごい怖い思いをした。アクションボタンを押すと、サムが「会いたいぞお!」と叫ぶ。ほんとだよ、BB、早く帰ってこい!戻って来た時はホッとした。再び繋がれた。

 

それなのに、最後の配達がBBを焼却炉に運ぶとか。。。放っておくとネクローシスを引き起こすから早くしないといけない。でも、そんなの簡単に決断できない。孤独でしんどい配達作業、アメリカを一つにする作業を共に乗り越えてきた大切な相棒だ。本当にずっと一緒にいた。確かな繋がりがあった。泣いたわ。

 

このシーンは、デスストを長くプレイすればするほどしんどさを味わうことになる。それだけBBに感情移入し、繋がりがあるからだ。映画や小説と違って、ゲームは自分でプレイしているので経験が蓄積されている。だからこそ、こういった別れのシーンの重みがすごい。泣きながら、大切な人の存在を強く思い出し、思わずその場でラインしてしまった。大事にしなければ。。。

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ちょっと湿っぽくなったので、明るめに感想を書いていく。

 

感想

面白かったです。濃厚な映画を見終えたような感覚。

 

ストーリーはさすが小島監督!といった感じ。わかるところもあるけど、わからないところの方が多い。私には難解でした。だからそれは他の人のレビューを読んだり、もう一回プレイしたり、今月28日に出版される小説版の方を読んでみたりしようかなと。ちなみに、新宿の紀伊國屋本店で急遽サイン会が決定。抽選みたいなので、当たることを祈るばかり。

www.kinokuniya.co.jp

 

映像もすんげー綺麗でした。途中までPS4スクリーンショット撮れることを知らなくてiphoneでパシャっていたのですが、なんとか終わりまでに気づいてよかった。たくさん撮りました。

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アメリが美しい。

 

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ママーも美人!

 

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ママーの双子の妹、ロックネも美人!

 

なんだ、女性陣だけしか撮ってないじゃないか。

 

いやいや、他のも撮っています。

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BBを大事に抱きしめながら雪の上で眠るサム。

 

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これ見つけた時はテンション上がった。雪山と富士山と大浴場ですよ。たまらんですな。

 

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ママーを担いで雪山を登るサム。人も運んじゃうんだから、伝説の配達人はすごい。

 

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ママーの体重は、55キロであることがわかる。

 

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笑っているサムは珍しい。ちょっと不気味な笑顔。

 

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むちゃデカイボス。

 

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唇の質感とかクオリティ凄まじいな。。。美しい。。。

 

こんなことをやっていてもキリがないので、次に行きましょう。とにかく伝えたかったのは、アメリが綺麗だということです。

 

次に、ゲーム性。これですよね、みんながあーだこーだ言っているところは。

 

そりゃそうだ。だってこれ、今までにないジャンルのゲームなんだから。新しいものには賛否両論があるのは当たり前。

 

で、私的にはすごく楽しかったです。でも、なぜだろう。

 

デスストは、冷めた見方をすればただのお使いゲームです。お使いってとにかく面倒くさい。忍耐のないスムーズが好きな私は苦手なはずなんです。

 

それじゃあなんでクリア出来たのだろう。ドラクエ11ff15も序盤でだるくなって放り投げたが、40時間も使ってなぜ最後までたどり着けたのだろう。

 

理由はたくさんある気がするけれど、大きいのは

  1. BT
  2. 繋がりシステム

かなと。

 

BT、めっちゃ怖いです。もちろんゲームが進むにつれて少しは慣れるし、対策もわかってくるのだけど、それでも怖かった。あまり道具を使わなかったので、R1ボタンで息を抑えながら慎重にプレイしてました。BBも泣いちゃうし、怖いしで、かなりストレスです。

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でもだからこそ、アクセントになります。もしBTがいなかったら、配達作業がダラダラしちゃう。しっかりとBTで怖がってストレスと戦うからこそ、終わったら安堵するし、BBの喜ぶ声が聞けたらガッツポーズになるわけで。ちなみに、私がデスストに本格的にハマったのは、BTを必死に乗り越えた先にあった絶景といい感じに流れてきた音楽にカタルシスを覚えてから。しんどかった量がそのまま喜びや達成感に変わるんですよね。この経験をしてから、ぐっと没入感が増しました。

 

次、繋がるシステム。これがゲームに与えている影響はすごくでかいと思います。

 

このゲーム、結構しんどいです。重い荷物を背負って雪山を登ったり、崖を下ったり、BTに怯えながら進んだり、川に流されたり。周りには自然とちょっとした人工物だけで、あとは人っ子ひとり見当たらない。するとちょっと寂しくなってきたりもします。

 

その時にアクションボタンを押すと、近くにプレイヤーがいる場合に声が返ってくるんですよね。姿は見えないし、セリフも味気ないけれど、「あ、今他の誰かも同じところをプレイしているんだな。ひとりじゃないんだな。。。」それだけでちょっと元気になります。なので暇があればしょっちゅうアクションボタン押してました笑。

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ひとりじゃない。

 

また、ナイスな場所に誰かが発電機を作ってくれていたり、ユーモアたっぷりな看板が置いてあったり、もう疲れたよ歩きたくない。。。と思ったところで誰かが乗り捨てたバイクを発見したり。決して直接的ではないけれど、繋がっている。他者を感じる。これが嬉しいんですよ。だから毎回いいね!はたくさん押しました(いいね!を押せる時間は数秒間と決まっているので、私は大体連打してました笑)。

 

みんなのために献身的に国道を作り続ける人もいれば、私のように最低限のことしかしない人もいる。基本的にはたくさんのいいね!を押して、国道をバイクで突っ走ってました。で、たまに配達を楽にするために、ジップラインを設置したり、発電機を作ったりする。あくまで自分のために。でもそれが、実は誰かの役にも立っていて、いいね!がもらえる。すると、やっぱり嬉しい。次からは多少の利他性を持って動くようになる。そんな好循環が生まれやすいゲームです。そりゃ、楽しいわ。

 

そうそう、デスストをやるようになってから、snsでいいね!を押すことが増えたのは面白いなあと思います。いやsnsどころか、愛想のいいマクドの店員さんにもいいね!を押したくなっている自分がいました。ポジティブな心の動きが増えて、それを相手に伝えたくなったということなんでしょう。おそるべしデススト効果!

 

他にも、小島監督らしいユーモア(立ち小便ができるとか、ノーマンが「いい湯だな♫と歌い出すとか)や様々な装備品やアイテムなどが盛りだくさんで、それらが配達ゲームをより面白く演出しています。

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エンドロールが流れたら、このセリフ。

 

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笑った。

 

まとめ

面白かったです。何年振りかにゲームを予約して購入したけど、ナイスな選択だった!大塚さんが男泣きしている動画があったけれど、コナミ退社の件から今までいろんな困難があったのだろうなあと。監督お疲れ様でした!押井守監督も褒めておられます!

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そうそう、こないだデスストのTシャツを着て歩いていたらフランス人のゲーマーに話しかけられた。ちょっとの間ゲームの話で盛り上がって、小島監督が会社立ち上げの際銀行からお金を借りるのに苦労した話をすると、「日本アホすぎるでしょ!監督の作品、世界で何千万本売れていると思っているの?単価だって安くないゲームソフトをそんだけ売っているクリエイターに融資しないとかアホすぎる!」と激おこだった。熱いぞ、フランス!

 

さあ、あと1ヶ月ちょっとで今年も終わり!頑張ろう!

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