前回少し触れたけれど、今私はバンコクにいる。
自分がどうしても働きたいという大本命の企業を見つけ、猛烈アタックし、結果惨敗したあの日から、年末は日本を脱出してやろうと決めていた。
就活２０１８は終わった。結果は出せなかった。そのことについてのダメージはそんなになく、むしろ今では、あんなに高揚して熱くぶつかる経験は人生になかったし、良い時間を過ごしたと思っている。
就職とはどういうことか、企業に勤めるとは何かがわかったのでそれだけでも良かった。無駄だと思うマナーや儀礼も経験したし、みんなそういうわけのわからんルールを遵守して生活しているんだなということも知った。ホリエモンのように意見できるのは彼が力を持っているからで、一般人がそれをやったら潰される。だからこそ彼がヒットするのかもしれない。
周りからは「君は勤め人に向いてないんだよ。自分で何かやりなよ」なんて言われてもいる。そのあり方は面白そうだけれど、とりあえずは来年も就職を目指すというスタイルは変えないつもりだ。
自分で何かをやってもいいし、就職してもいい、私の理想のあり方は「上機嫌でいること」だ。不機嫌な人が、自分が嫌いだ。「生きるためだから仕方ない」という労働スタイルも、それを好意的に受け止めて生きれるならオッケー。せっかく生まれたのだから、それを罰ゲームではなく、当たりくじを引いたと解釈できるような生を送りたい。それに協力してくれる人と付き合いたい。
ま、つまらない話はここまで。あっついバンコクで年を越すのだ。南国気分で柔らかく。異国文化に触れながら、緩く自由に思考し、来年からの態度を決定していきたい。
さあて、カオマンガイでも食べに行きますか！
