11月も後半になっているのに、読書が捗らない。まずい。
というわけで、ちょっと反則な気もするけれど、就活の業界研究で使った本もカウントすることにします!
86冊目。
ちょっと古い本ですが、細かくわかりやすく書かれています。
食品業界の課題は、人口減によるマーケットの縮小と、価格競争によるクオリティの低下。人口減に関しては食品業界のみならず日本の大きな問題。海外に進出していくことが大事。クオリティの低下は、せっかく日本の食文化は世界で高く評価されているのだから、そこを落とすと勿体無い。金額が高くても内容で満足してもらえる売り方や商品を見つけ出す必要がありますと。
面白かったのは、メーカーと小売の関係。メーカーは当然自社製品を高く売り出したい。ところが、小売は安くしないと売れないから安売りで頑張りたい。そこで衝突。また、メーカーは工場を安定して稼働させたいけれど、小売は季節や天候によって細かく発注して無駄を削りたい。また衝突。なるほどなー。私たちが普段気軽に立ち寄っているスーパーの裏ではそんな戦いがあるんだなー。
裏の戦いといえば、先日あるセミナーで聞いた話だけれど、目に見えるところで働いている人はほぼバイトか派遣で、正社員の人たちは裏にいると。つまり、普段は見えない世界で働いている。だから就職活動においては、その裏側を想像して動きなさいと。勉強になった。
業界研究本は旅行業に続いて2冊目。ずっとフリーターでバイトしかしてこなかった私にとって発見の連続だし、世の中の仕組みが少しずつ暴かれていくようで面白い。旅もそうだけど、私の根本は、「世界を知りたいぞおおおお」なのかもしれない。
というわけで、86冊目でした。ちょっとペース上げないと間に合わなさそうだ。でも就活とバイトとあれとあれとで忙しい。踏ん張りどころでござる。。。