最近、家と職場の往復の日々である。
すると、人には会うんだけど、あまり親しくない相手だからそこまで話はしないし、職場にいる人たちの大体がおしゃべりなものだから、聞き役に徹することが多い。
それはそれで良い。面白い話も聞けたりするし、感謝されたりもする。向こうも如実に笑顔で気持ちよくなっているのがわかるので、貢献感もあるし。
でもやっぱり、なんかおままごとをしている感もある。ある程度礼儀を持たないと失礼にあたる相手には、当然礼儀を見せる。その結果、表現が当たり障りのないものになる。それはつまり無難なもので、失敗もないが成功もない非常に平和でありふれたものになりやすい。
そういう時に会いたくなるのが、友人というものだ。自分を既に晒し、受け入れてくれている相手には余計な枷が必要ない。おままごとではなく、自分本来の表現で臨めるので楽しい比率はそりゃ上がる。
というわけで、普段の生活圏を離れてちょっと遠出して、友人に会いに行った。
焼肉を食べながらあーだこーだと近況報告をしたり、未来のことやどうやって生きていくのかをベラベラと。
そこで、ちょっとショックを受けたことがある。
俺、話すのが下手になっている!
ずーっと職場と家の往復で、形式的なコミュニケーションばかりしていたことで、喋るスキルが落ちた。頭で思いついたことが、スムーズに口から出てこない。テンポが死んでいる。。。
ああ、喋ることも筋肉なんだなと。日常でどんどん話せば上手になるし、喋る機会がないと錆びついていくんだなと。
うまく喋れない自分、嫌だな。
というわけで、令和になったことだし、ちょっと社交を頑張っていきたい。年内におしゃべり相手を5人。老若男女問わずの日本語話者。英語は英語で大歓迎だけど、日本語と使う筋肉が違うので。
なんか海賊王を目指して船員を探すルフィみたいで楽しくなってきた。いや、違うか。