マレーシア4日目。
体調不良、続く。
昨晩24時過ぎにベッドに入ったが、起きたのが2時過ぎ。喉が痛すぎて眠れない。参った。もう面倒臭いので、そのまま起きることにする。早朝のバスに乗るため、宿は5時ちょっとに出ないといけないから。
私の場合、体調不良は喉から始まるので、旅先には必ず龍角散の飴とマスクを携行する。マスクをつけて飴をボコボコ舐めながら旅の記録をつけたりプランニングをしながら朝を待った。
ここのオーナーは夜中に作業をしている。挨拶をし、チェックアウト。本当に親切な人で素晴らしい滞在が出来た。オススメです、KLバックパッカーコム。
ペナンへ出発!
グラブを使ってバスターミナルへ。6時のバスになんとか間に合った。早朝だから店も開いてないだろうと予測し、事前にサンドイッチを買っていたのだが、取り越し苦労。セブンイレブンあります。仮眠している人もたくさんいるので、治安面も問題なさそう。
チケットを購入し、乗り場へ向かう。金額は1000円とちょっとだったと記憶している。時間帯や金額はこのサイトで把握するといい。
ところが、バスが来ない。待てど暮らせど来ない。結局40分遅れでバスはやって来た。その間、キンキンに冷えたターミナル内で私の身体は心底冷え切ってしまった。これが後々大きな問題を引き起こす。。。
2階建てのバス。
私だけ1階席。本当に、ラッキーだった。。。
途中休憩を挟みながら、5時間ほどで到着。ここからバスに乗ってフェリー乗り場に行き、ペナン島へ。
ヒジャブの上にヘルメット。暑そうである。
6番に乗ると、無料でフェリーターミナルまで行ける。
1.2リンギット。50円切る。すごく安い。
リトルインディアへ。
あっという間にペナン島に到着。すごく暑い。体調も悪いし歩いてらんないので、グラブで移動。リトルインディアへ。
それにしてもむちゃくちゃ暑い。とにかく屋内にということで、インド料理屋に入った。私は辛いものが食べれないのだが、皆さん美味しそうに手でカレーを食べている。せっかく来たし、辛くないものなら食べれるかもしれない。ということで、「辛くないカレー」をオーダーした。
バナナリーフカレーというらしい。食べ終わったら、しっかり葉っぱを包んでゴミ箱へ。
辛くないって言ったのに、すんげー辛くて半分も食べれなかった。タイ人とインド人の「辛くない」は信じてはいけない。
いよいよウォールアートへ!
さて、食事も終えたところで、いよいよメインのウォールアート探索へ。もう暑いし体調も優れないのでやることを絞って、ぱっぱと周っていくことにする。
ミニオン!かわいい。
有名なやつその1。ペナンのアートは壁の絵と実際のモノが見事にシンクロしている。
タバコ。これかっこいい。
横から見た図。
有名なやつその2。これすごく好きで、このデザインのTシャツを購入した。
しかし本当によく出来てる。面白い。
自転車で作られた猫。かわいい。
ぱっぱと周ったけれど、すごく面白かった。体調が良くて涼しい時に来るともっと楽しいんだろうなあと思った。1泊した方が色々見れていいかも。
ペナン空港へ
観光を終えたので、ペナンの中心地コムタへ。ここは交通の要にもなっており、空港行きのバスが出ている。とりあえず、モールに入る。日本のデパートには全く関心ないが、海外のは好き。
ジョブズがいた。アガるわ!Think differentとか懐かしいなあ。。。
コーヒーを飲んで身体を休め、旅の行程を確認。重い荷物に暑い気候、そして鼻づまり、体調不良は結構しんどかった。
さて、一息ついたし、minisoで前から気になっていたくまちゃんを購入し、空港行きのバスに乗る。約1時間ほど。
401Eのバスに乗りましょう。
バス料金、2.7リンギット。安い。
このドリアン禁止マークを見ると、東南アジアに来たんだなあと感じる。
空港についてぱっぱと作業を終えて、あとはぐったりしていた。機内でも調子が悪く、マスクをしてじっとしていた。健康大事。
マシンガン持ってる。怖い。。。日本では見られない光景。
バンコク編スタート!
バンコクに着いた。バンコクは何度も来ているから気が楽になる。ホッとする。
お金を換金し、パパッとSIMカードを購入。体調がかなり悪いのでセブンイレブンでレッドブルタイバージョンを買って飲む。
15バーツ。約50円。安い。味もそこそこ。
空港からの移動はタクシーでも行けるが、私はA1バスと決めている。30バーツ(1バーツは3円とちょっと)でチャトチャック公園駅まで行ける便利なバス。
5分ごとと書いてあるけれど、実際はもっと待つ印象。
6番出口近くに乗り場はあります。
とっとと移動して、定宿に飛び込んで速攻眠った。完全に体調を崩してしまった。健康大事。
続く。
おまけ
ここから先はおまけです。下品な話になるのでそういうのが嫌な人はここまでで。
さて。
朝、マレーシアのバスターミナルで身体が冷え切ってしまったと書いた。
人間の身体は冷えるとどうなるか。
頻尿になるのである。
その状態でバスに乗ったらどうなるか。
大ピンチである。
乗車して30分も経たないうちに尿意。まずい、これはまずい!不運なことにバスにはトイレが設置されておらず、しかもバスは一般道ではなく高速を走っている。いきなり止めるわけにもいかない。さらに体調不良が進行中。
焦った。どうしよう。。。
ぼやぼやする意識の中で考えた。
出した答えは、
「ペットボトルにすること」だった。
トイレがないことは不運だったが、席の運は恵まれた。なぜか私だけが1階席であり、そこは大きな個室と化していた。運転手席と客室の間にはカーテンがあり、たまに私を確認(なんの?)するためにシャッと開くが、基本的にはプライバシーは守られる環境。そして、リュックにはちょうど飲みきってしまった1.5リットルの空ペットボトル。
もちろんやりたくはないが、しかしそれ以外の手が見つからなかった。
やっていることはくだらなくても当人は大真面目。後ろの方の席に移動し、カーテンを注視しながら作業を進めた。意外に時間がかかるもので、待っている時間は果てしなく感じた。
無事にことを終えた時の安堵感と達成感。思わずガッツポーズ!
結局1度では終わらず、何回か。身体が冷えるとなかなか止まらない。参った。
3時間くらい走ると車が止まりしばしの休憩タイム。急いでトイレにダッシュし、あとは暑い外の空気に触れ続けて身体を温めることに尽力。結果、それ以降は問題なく過ごすことができた。
まとめ
今振り返って書いてみると実にくだらないなと思うけれど、当時は真剣そのものだった。もし自分の席が大勢のお客さんがいる2階席だったらどうなっていたのかと考えると恐ろしい。1階席を独占できたのは不幸中の幸いだった。
このエピソードで何が言いたいかというと、東南アジアの空調をなめるなということ。
基本的に外は暑くオープンな文化から、どうしても旅行者は半袖短パンサンダルなどの薄着で過ごしがち。外はそれで結構なのだが、車内や屋内はキンキンに冷えている。日本では考えられないレベルで。どんだけ電気代使ってんだよ勿体無いわ!っていうレベルで。1度タイの友人に尋ねたことがあるが、「暑くて気分悪くなるよりはマシでしょ」という答えだった。あまり納得のいく答えではないけれど、とにかく東南アジアはそのルールで動いている。
だから、マストで上着や防寒具は持っていってください。さもないと、頻尿になって地獄を見ます。私自身、分厚い身体をしており暑がりなので完全になめてました。次からは絶対に持っていきます。もうこんな冒険したくないです。
以上、おまけでした。
次からはバンコク編になります。